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grizzly_spulex
sirokuro_写真・音楽・生活。

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松本次郎さんの漫画です。
1〜7巻発売中・小学館月刊誌「IKKI」にて連載中です。

全ての単行本を読んでいない、にわかファンですけど。
この作品は、読みました。
この漫画家さんの空気感が好きです。
漂ってくる終末の空気・ぬるっとした質感・金属質なビル。
尽くあたりですね。
内容は、
敵討ち執行代理人:叶ヒロシの話です。
ヒロシは、日常を平穏に過ごしたいがために
就職活動もするし、恋人もいるし母親思いだ。
戦争の背景にある社会の不穏さ・不条理さには、目もくれない。

しかし、仕事としての敵討ちを疑う余地なく
とどこおりなく執行してしまう。至極、予定調和に。

▼敵討ちとは
決められた空間・日時に、執行人・警護人・対象者(主に犯罪者)をいれ敵討ち法に基づき殺し合いをする。

▼一巻の裏書きを参考に
現代日本に敵討ち法が施行されたーー
討つ者、討たれる者、それぞれを補助
する者。勝利する側に“正義”がある!!

よくある凡百な漫画ではない理由、、、
主人公:叶ヒロシがすでに壊れていること、
過去になにがあったかはまだわからないが、
壊れているが故に、強いのだ。
そして、自問自答(自分の中の他者と話している)して
ある方向性の常識・思考回路・人間性を手に入れかけている。
それにつれどんどん弱くなっていく、、、

そのヒロシの思考回路から言動・行動まで全てを
見逃せない。

まわりに出ている人たちも味のある人たちばかりだし、
難くせもある。今でいう常識的な人はひとりくらいかな。

ぼく的には、猫インフルエンザが気になる、、、

読むには、きつい描写もあるかもしれないが
はまる人にはこれ以上ないくらいにはまるよい漫画ですよ。
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name▲4696grizzly
自己紹介▼
2006年9月_愛媛県松山で
グリズリー(デザイン事務所)を設立。
本家サイト_リニューアルしました。
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